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花と共に生きる プロローグ

はじめに

・本作は『魔法先生ネギま!』と『東方project』の二次創作です。

・現代に生きる青年が風見幽香に憑依、ネギまの世界へ。TSになります。

・独自解釈、独自設定が含まれます。

・オリジナルキャラクターが出てきます。

・最強ものになります。

・戦闘力が激しくインフレします。

・ドラゴンボール的な要素が出ます。

・微クロスします。

・設定の改ざん消滅捏造含まれそうです。

・最初はネギまのネの字も出ません。暫くお付き合いください。








プロローグ



「俺は、何で、こんなところに…」

サァ、と風が吹いて、俺を取り囲む太陽の花……ひまわりを、揺らす。
たくさんの花が、俺を取り囲んでいた。
天上に輝く太陽が地上へと光を降り注がせる中、ただ俺は、膝を抱えて、
目じりにたまった涙を拭いもせずに、座っていた。



意味がわからなかった。

なぜか、俺はここにいた。
いつの間にか、ここにいたんだ。
周りには花しかない。
潮の香りがすることから、近くに海があるのがわかる。
周りが海に囲まれているというのも、なぜかわかる。
どこにも、行けない? と、それだけでも不安なものなのに…。


何なんだ。
体の中に、今にも噴火してしまいそうな、得体の知れない何かが滾っていた。
わからない。
それが、一体何なのかがわからない。
だから俺は、恐怖する。
ただ、ただ蹲る事しかできない。
自らのふくよかな胸に疑問を抱くこともせず。
時折視界にちらつく自分の髪色が緑なのを、微塵も気にかけず。
漏れ出る嗚咽が、少女のものだとも気がつかずに。




どうしてだ。



「……どうして俺は、こんなにも…何かを殺したいんだ……」


訳のわからない、今まで感じたことのない加虐的な気持ちが、心の底からわき上がってくる。

それは、嫌だと。それだけは、嫌だと。
必死に抑えているその気持ちは、日に日に増してきている。


そう、日に日に、だ。


俺がこの場所にいつの間にかいたのは、何も昨日今日のことじゃない。
もう、日が落ちるのを数えるのはやめた。
最初から動く気なんて起きなかったから、何をどうすればいいかなんて、考えるのもやめた。
どうして人間として必ず起きる欲求が三つとも、そして、生理的欲求がどれも起こらないのは
なぜなのかなんてことも、考えるのはやめた。


影が、落ちてきた。
その内、ぽつりぽつりと雨が降ってきて…
次第に雨足は強くなっていき、ひまわりを、俺を、容赦なくうちつけた。
もう、堪えきれるものじゃなかった。
恐怖が、孤独感が、剥がれ落ちて胸に溶けていく。
ぼろぼろと涙が流れ、零れ落ちて、地面に吸い込まれていく。

声を殺して、泣いた。

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プロフィール

木端妖精(Seiyo)

Author:木端妖精(Seiyo)
主に仮面ライダーを話題にあげる妖精。
小説も、オリジナル・二次を問わず書き散らしている。
ものぐさなので中々文章力が上がらない。
最近ラブライブ!に嵌まり始めた。
プロフ絵:桜井百合

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